テレビで企業の人が「バズらせたり」と言っていた話

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昨日、たまたま観ていたテレビのバラエティ番組。ある芸能人が某有名下着メーカーのオフィスを訪問して、いろいろな部署の社員に話をききながら的確なおもしろコメントをしていくという内容だったのですが、次のようなやりとりがありました。

たしか広告宣伝とかいう部署の女性社員が登場。リポーターの芸能人の「どんな仕事をしているんですか」という質問に、こう答えていました。

「ネットに情報流して、バズらせたり」

「バズる」というのは英語のbuzzからきている俗語で、「ググる」みたいなものですね。ウェブ上で話題になったネタを、主にソーシャルを経由して拡散させていく、といった意味です。が、企業の広報にはなじまない。企業の人が組織内に向って使うぶんには問題ないのですが、外に向って使うには注意が必要でしょう。しかも「バズる」でなく「バズらせる」ですから、いささか印象が悪い。

「バズらせる」は「バズるように仕向ける」「バズるように仕掛ける」と言っているのと同じ。お客さんに対して上から目線になってしまう。
テレビの向こうに多くのお客さんや、お客さん予備軍がいるという想像力に欠けている。

この場に広報担当はいなかったのかな。いや広告とか宣伝の担当なら、このへんの広報センスは持ち合わせていないといけないでしょう。
「ウェブ上でのコンテント・マーケティング、バイラル・マーケティングを担当しています」くらいの回答は、あらかじめ用意しておきたいものです。

( image : mkhmarketing )

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