知人のwordpressをメンテナンス。結局ローカル移行にはプラグイン「All-in-One WP Migration」が役立った

前回、wordpressでつくったサイトのローカル環境(自分が使っているパソコン内のサーバー環境)への移行がDuplicatorでうまくできなかったことを書きましたが、その後別のプラグインを探したところ、「All-in-One WP Migration」が良さそうなので試してみました。そしてうまく引っ越しができました。以下のとおりです。

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プラグインをインストールして有効化。プラグインのページにいくと下のようになっています。Advanced options は、クリックすると分かりますが、荷造りするものから除外するデータを指定できます。とりあえずはそのままでよいでしょう(今回は後でここを使うことになるのですが‥‥)。
グリーンの「Export To」のボタンで荷造りを実行です。

Export1

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「Export To」、1回クリックすると引っ越し先の選択肢が出ます。今回はローカルに移しますので、いちばん上の FILE を選びます。

Export2

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Export=荷造りの最中。進捗がこのように出るのはありがたいです。

Export3

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3分ほどで完了。次にダウンロードのボタンをクリックです。サーバーからサイトのデータを手元のパソコンに運び出す段階。今回の実例では17分かかりました。

Export4

■ローカル環境での再現

さて、パソコンのデスクトップに、やや長いファイル名でExportされたデータがダウンロードされました。次に、前回のDuplicatorのときと同様に、ローカルのパソコンにMAMPで作ったサーバー環境に、wordpressサイトのクローンを再現します。
(MAMPのインストール、wordpressのインストールについては、ここでは詳しく触れません。ご了承ください)

MAMPからphpadminに入り、適当な名前のデータベースを新規でつくり(今回の例では「mig」というデータベース名にしました)、/Applications/MAMP/htdocs/ にwordpressを新しくインストールしておきます。フォルダ名はmigmigとしました。

ブラウザから http://localhost:8888/migmig/ にアクセスしていくつか設定。wordpressのユーザ名やパスワードは、wordpressサイトの引っ越しがすめば、自動的に元々のサイトのそれに切り替わりますので、あくまで暫定、かんたんなものにしておきましょう。

wordpressのインストールが終わったら、プラグイン「All-in-One WP Migration」をインストール、そして有効化。

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有効化すると左のメニューに「All-in-One WP Migration」が現れます。importをクリックしたのが下の画面です。

import1

いよいよ引っ越しの荷物をローカル環境に運びこみます。実にかんたんです。先ほどダウンロードしたデータを、ここにドラッグ&ドロップするだけです。

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ここで終わりたいところですが、今回の知人のサイトのデータは1.2GBあります。「All-in-One WP Migration」は無料なのですが、512MBの上限があるので、このようなメッセージが出ました。59ドルを払って有償版にすればよいのですが‥‥。

import2

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今回はサイトの正式な引っ越しではなく、あくまでローカルにテスト環境ができればいいので、こういう方法をとってみました。
サーバー上のサイトからデータを「Export」するところに戻ります。Advanced optionsをクリックし、「 Do not export media library (files)」にチェック。これで引っ越しの荷物は90MBに激減しました。実はこの知人のサイト、ダウンロードして見てもらうPDFのファイルが多数あって、それぞれがけっこうな容量なので、wordpressの「メディア」を除外すると一気に容量が少なくなったのです。

import3

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で、ローカルの「All-in-One WP Migration」のimportのところから続けます。「メディア」を除外してダウンロードしたデータを、ここにドラッグ&ドロップ。データベースなどが自動で書き換えられ、1分弱で完了しました。

import4

これで引っ越しがほぼ終わりました。あとは「メディア」(PDFや画像類)が抜けているのをどうするか。今回の作業の前にとっておいたバックアップから、データをごっそりコピー、これだけです(もちろんウェブサーバーからftpでダウンロードしてきてもOK)。

wordpressの「メディア」は、/wp-content/uploads の中に、時系列で整理されていますので、難しくはありません。コピーが終われば、たとえばトップページで表示されていなかった画像類も、表示されるようになります。
(注:「All-in-One WP Migration」自体がバックアップでもあり、そのバックアップデータは/wp-content/plugins/all-in-one-wp-migration/に保管され、ダウンロードやリストアもできるのですが、ファイル形式が独自のものなので、これをオープンして必要なファイルを取り出すなどの操作はできないようです)

ちょっとひと手間かかりましたが、それでもなお、かんたんの一言。「All-in-One WP Migration」は優れたプラグイン。有償版へのアップグレードも前向きに考えたいと思います。

(2015.7.8追記)
その後、ローカル環境のwordpressで試作した別のサイトを、実際のサーバーにアップロードする際、「All-in-One WP Migration」を使ったら、うまくいかない。全体で数メガバイトしかない軽いサイト。最後のデータベースへのリストアの段階でループになってしまった。理由は時間がないので調べていないが、「Duplicator」にさっさと切り替えて成功。「Duplicator」も頼りになります。

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